50代男性。ジョギング時の股関節痛と膝の痛み。

症状

半年前からジョギングで10km程走ると右股関節と膝に痛みが出るようになる。10km未満であれば痛みは出現しない。ジョギングシューズが合っていない可能性もあるので変えてみても痛みは同じであった。10kmで痛みが起こってからも走ることは出来るがペースは落ちる。股関節は足を上げたときの痛み、膝は着地時の痛み。休息をとれば痛みは落ち着くため歩行時に支障をきたすことはない。
以前にも同じような痛みはあったがすぐに治っていた。今回は痛みが長いことと、2か月後にフルマラソンの大会があるため何とか治したいと思い来院された。

 

検査

腰椎前弯減少
腰椎左回旋制限
右腸腰筋過緊張
大腿左四頭筋(太もも前面)過緊張

 

施術

腰椎前弯減少および腰椎左回旋制限を改善させるための矯正。
腸腰筋に負荷をかけている骨盤の歪みを矯正。
骨盤の歪みに伴う股関節可動制限に対しモビリゼーション(少しずつ動かして循環を改善させる)

 

コメント
1回目の施術後、ジョギング10km越えて膝の痛み出現するが痛みは50%減少。股関節は痛み変わらず。2回目の施術後、15kmで膝の痛み出現。まだ50%。股関節も15kmまでは痛み出ず。15km時点での痛みは50%減少。3回目の施術で15kmで膝の痛み股関節の痛み共に20%まで減少。4回目施術後、20kmまで痛み出現せず。20km以降の痛みは20%。5回目施術後、20kmでも膝の痛み出現せず。股関節は痛みはないが突っ張りはある状態。6回目では30km超えても痛み出現せず。
今回は毎回施術の当日だけはジョギングは休んでもらった。当日は施術による新しいバランスに体をなじませ、筋肉を休めることが大切になります。途中、腸腰筋や大腿の筋肉のストレッチを自宅でも行ってもらった。今回はジョギング時のみの痛みでしたが、走らなければ大丈夫と思っていると進行し歩行にも影響がでる場合もあります。異常を感じたら早めのケアをお勧め致します。無事にマラソン大会は完走されました。